書道・写真全国コンテスト審査結果
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第38回「障害者による書道・写真全国コンテスト」宮城県大会 審査結果

書道部門総評

今回も出品者の情報の無い中での批評は至難とつくづく思い知らされましたが、そんな中にでもグングン力をつけている方、毎年毎年挑戦して下さる方に頭が下がります。指導者の方のご苦労、出品者の苦労を思う時、賞を決めねばならないのは益々大変な事と感じています。どの作品にも拍手を送ります。はじめてのご出品の皆さんも是非長くご出品下さることを期待しております。

加納 鳴鳳(河北書道展 特別顧問)

写真部門総評

第38回「障害者による書道・写真全国コンテスト」宮城県大会、おめでとうございます。今回の出品者は携帯フォトの部も含めて20名でした。スナップ写真に良い作品がありました。風景等が多く見られましたが、見慣れた風景から感動的な出会いを見つけるのは大変です。身の回りにも多くの素材があるはずです。楽しみながら素材を発見し、いろいろな角度から挑戦してみてください。来年も素晴らしい作品を期待しております。

佐々木 光一(公益社団法人宮城県芸術協会 参事)

書道部門 優秀作品

「桜」

青山 良子

雄大な運筆の中にも強弱・遅速の変化が十分に生かされ、長鋒の特徴を生かし切った快作。横への動きが切れていて〝ツクリ〟の上・下部分はしなやかさが存分に表現出来ました!

※全国コンテストで3回入賞された方は宮城県大会「殿堂入り」とし、入賞対象外とします。

「花道」

菊地 晶彦

とてもゆったりと書かれた行書の花道です。特に〝道〟の姿が良いですね。こんな花の道があればどんなに美しく人々が楽しんで通れるかと・・・

「素麺」

佐藤 浩恵

非常に完成度の高い作品です。難しい文字ですからこれだけバランス良く一点一画を書くことは大切です。しっかりと最後まで美しい線で仕上げました。

「摩訶般若波羅蜜多心経」

尾崎 博行

これだけの長文を小さな文字で書いてゆく根気に脱帽です。先ずこの努力に頭が下がります。祈ることの大切さを思いながら拝見いたしました。

「飛螢」

高田 安幸

書き慣れた筆運びで流れがとてもスムーズです。点画の変化も見事にこなされていて快作です。

「一心」

今野 学

〝一心〟簡単な点画に見えるこの作品、透き通った心の様な美しい余白、印象的なキリリと引き締まった緊張感・・・
なかなかこのようにはいかないものです。

「雀」

阿部 晃大

どことなくユーモラスな〝雀〟ですが、基本の運筆により伸びやかに書けました。雄大な余白が美しいですね。

「南風」

佐藤 暲男

やや線は粗いのですが・・・ どっしりと構えた二文字。
しっかり通った中心線、力のこもった姿が見事です。

「人生」

阿部 正徳

この自由さ、強さ・・・ 脱帽です。形や線質を超えた力がこの一枚にギューッとつめ込まれています。個性の結実に拍手を送ります。

「コスモスの花」

髙橋 直史

毎年しっかりとした作品を出してくださるので楽しみにしています。今回はちょっと淡すぎたのか墨だまり弱かったですね。これからは用紙の関係で乾きにくくなりますが、更に美しいものを・・・

写真部門 優秀作品

「娘との時間」

佐藤 朱美

岸壁に俯いて座っている子供。哀しみを抱えているようにも見えますが、多くとった青空が作品を爽やかなものに仕上げています。

「おねえちゃん!見て、みて!」

寺島 依果

画面中央に水中眼鏡をつけて、悪戯っぽい笑顔を見せる少年の顔を置いた大胆な構図がよい。タイトルも適切です。

「炎ほむら~願いをこめて~」

白鳥 正和

火渡り行事でしょうか。画面中央に捉えた燃え上がる炎と祈りを捧げる行者の姿が見事に切り取られています。行者の声が聞こえてくるような臨場感溢れる仕上がりです。

「高貴な情景」

武田 信子

なかなか見られなくなった花手水を美しく切り取りました。無駄のない見せ方に心が洗われます。

「邂逅」

沼倉 信子

久しぶりの出会いに洩れた笑顔を逃さずに切ったシャッター。雰囲気が出ています。欲を言えば、カメラを右に振って人物を画面中央からずらすと良かった。

「五月晴れ」

千坂 昇

画面いっぱいに花を入れ目的を明確にし、美しくまとめた作品。

「いざ、先陣‼」

伊藤 一輝

火渡り行事で、まさに一歩を踏み出した瞬間を切り取った臨場感溢れる作品。